人工授精後の基礎体温が上がらない理由とは?原因と対策について

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不妊治療の中では一番ポピュラーであるとも言われる人工授精。名前だけ聞くと、かなりすごいことをするのでは?怖いことをやるのでは?

お金がかかるのではなど思う方もいるかもしれませんが、実際はそんなことはなく、ほとんど自然妊娠法と変わらない仕組みで、ちょっと授精を助けるくらいの方法なのが人工授精です。

そのため、妊娠率が高いともいえないのが現状ですが、人工授精後には色々な変化を感じる人は多いようです。基礎体温もその変化のうちの一つで、普通は変化するものだと思っている人も多いと思いますが、果たしてそうなのでしょうか。

人工授精後でも基礎体温は上がらない?

実際のところ、人工授精を行ったからといって基礎体温が上昇するということはないそうです。

では基礎体温が上昇しない原因は一体何なのかというと、第一の理由は妊娠に成功しなかったということです。通常授精に成功した場合には、妊娠を継続させるために、高い体温が維持されます。

そのため基礎体温表を毎日つけている人なら早く妊娠に気づくことができるかもしれませんし、妊娠に成功しなかったということも早い段階で気づくことができるでしょう。

とはいえ、基礎体温が下がってしまうと妊娠が失敗したのでは、と過度に考えすぎる必要もありません。

特に元々体温を計測する習慣がなかったり、ホルモンバランスが安定していない人は体温も通常通りにはいかないことがあります。では、体温が上がらない、妊娠がなかなか成功しないという場合の対策はあるのでしょうか。

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基礎体温が維持されるための対策は?

そもそもの体温の動きというのは、約1ヶ月を周期に変化していきます。体温が低めの低温期は、卵胞期とも呼ばれ、この間は卵巣の中で卵胞が育ち、排卵を行う用意を行っています。

育った卵胞から排卵が起こることによって体温は上昇します。この上昇の仕方には個人差があり、すぐに上昇するという人もいれば、2~3日をかけて少しずつ上昇していく場合もあります。ここが高温期です。

これは黄体期とも呼ばれており、低温期中に卵胞だった組織が排卵後には黄体という組織になり、妊娠継続に必要なホルモンを分泌していきます。

これはプロゲステロンと呼ばれているのですが、このプロゲステロンは、子宮内膜に着床する手助けをしてくれるとともに、体温を高く保つ働きがあるのです。

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→人工授精後に腹痛以外にも発熱や寒気など症状が見られるのか?

人工授精と自然妊娠の体温の変化

妊娠が継続しているということは、プロゲステロンが大量に分泌されているということで、体温が高いまま維持されるという仕組みになっているのです。

人工授精を行った場合には、妊娠の可能性を高めるために多くの病院で人工授精後に黄体ホルモンを補充するための薬を処方されています。この薬によって体温の高さは維持することができます。

ただ、この体温の上昇も人工的に行っているものですので、人工授精の場合は自然妊娠の時とは、異なり体温が上昇していたとしても妊娠していないという可能性もあります。

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今回のまとめ

基本的に不妊治療を行いたいと思い医療機関へ通院することになると、排卵日の特定やきちんと排卵しているのかを確認するためにも、基礎体温を毎日つけることが推奨されるでしょう。

しかし、基礎体温を測定することは習慣化するまでは非常に面倒ですし、色々な事情で毎日同じ時間・起床してすぐなどに測定することが難しいという方もいるでしょう。

一般的には体温をきちんと測定している方が不妊治療も効果的に実施することができますので計測するに越したことはありません。

また排卵していてもなかなか体質的に体温が上昇しない人もいるようで、そういった場合には体温の上昇を高める注射をするという治療法もあるようです。

妊娠はなかなか成功しないと苛立ちや焦りなど精神的に不安定になることもあると思いますが、体温だけを見て妊娠しているかしていないかを自分で判断することはあまりあてにならないので、気長に判定までの期間を待つようにしましょう。

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