妊娠糖尿病の診断基準!血糖値の正常値はいくら?

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妊娠中の女性が注意しなくてはならないものの1つに、妊娠糖尿病があります。妊娠糖尿病は、従来は、妊娠前に発症した糖尿病も含んでいました。

しかし、2010年7月の改定で、診断基準が変更され、妊娠中に初めて発症したり見つかったりした、糖尿病には至っていない糖代謝異常を、妊娠糖尿病と定義するようになりました。

診断基準は75g糖負荷試験を行って1つでも条件に合致する事

改定された妊娠糖尿病の診断基準は、75g糖負荷試験を行った場合の血糖値が問題になります。空腹時血糖値が92mg/dL以上。1時間値が180mg/dL以上。2時間値が153mg/dL以上。これらのうち、いずれか1つ以上を満たす血糖値の場合、妊娠糖尿病と診断されます。

従来の診断基準では、妊娠糖尿病の頻度は2.92%でした。診断基準を変更した事で、妊娠糖尿病の頻度は12.08%と、4.1倍に増えています。2010年7月の改定は、軽い高血糖の妊婦にも、治療を促す狙いがあります。

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妊娠糖尿病と診断された場合にどのくらいの血糖値を目指すと良いのか?

現在、世界的に推奨されている血糖コントロールの許容値は、食前血糖値が100mg/dL未満、食後2時間血糖値が120mg/dL未満です。妊娠糖尿病と診断された場合はもとより、妊娠中は、この数値を目標に血糖コントロールをする事が必要です。

妊娠中に血糖値が高いと、胎児にも母体にも合併症が起きやすくなります。胎児は大きくなりすぎる心配があります。

また、新生児期に、低血糖、高ビリルビン血症、多血症、低カルシウム血症、呼吸障害が起きやすくなります。母体にも、早産、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、尿路感染が起きやすくなります。

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妊娠中も血糖コントロールの基本は食事療法!標準的ダイエットはどのくらいのエネルギーを制限するの?

妊娠中も、血糖コントロールの基本は、食事療法になります。妊娠中のダイエットは、食後の高血糖を起こさず、母体と胎児が共に健全に妊娠を維持するのに、必要なエネルギーを供給する事が大切です。

妊娠糖尿病の妊婦の標準的ダイエットは、正常妊婦が必要とするエネルギー量のおおむね30%カット程度のエネルギー制限食です。標準的ダイエットで血糖コントロールが十分に行えない場合は、インスリン治療が必要になります。

また、治療中は、血糖自己測定によって、日常生活での血糖値の変動を把握する事が欠かせません。

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