不妊治療薬による乳癌のリスク!がんとの関係性は?

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不妊治療を行う事で、心配になるのが、乳癌のリスクです。乳癌を招く要因として、大きく関与するのは、女性ホルモンです。ホルモン治療にあたる不妊治療薬は、乳癌のリスクを高めるのでしょうか?

乳癌の原因!エストロゲンの過剰分泌でリスクが上がる

乳癌を招く要因として、大きく関与しているとされるのが、エストロゲンです。エストロゲンは、卵胞ホルモンとも呼ばれます。女性ホルモンの一種です。エストロゲンが過剰に分泌されたり、長い間、エストロゲンに晒されると、乳癌の発症リスクが高まる事が、分かっています。

エストロゲンが関与するものとして、出産経験があげられます。出産経験がない女性は、出産経験がある女性に比べて、乳癌を発症するリスクが高くなります。エストロゲンに晒される期間が、相対的に長くなるためです。

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不妊治療薬と乳癌の発症には関係あり⁉︎薬の使用量が現在と異なる

不妊治療薬と乳癌のリスクの関係を、大規模に調査した研究が、アメリカにあります。調査対象は、アメリカの5つの専門施設で、1965年から1988年までの間に、不妊治療を受けた12193人の女性です。2010年まで経過観察を行いました。

患者の38.1%で、クロミッドが使用されています。クロミッドを12周期以上にわたって使用された群では、未使用群と比較して、浸潤癌のリスクが1.69倍増加している事が、報告されました。

1.69倍というのは、有意差と判断されます。ただし、当時のクロミッドの使用量は、1回250mgが一般的。現行の使用量、1回100~150mgを守れば、明確な乳癌リスクの増加はないと、考えて良いとされています。

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不妊治療をしても出産に至らない人は乳癌のリスクが減ってる⁉︎という報告もある

アメリカの研究よりも、若い年代を対象にした調査も行われています。日本乳がん学会の研究です。日本乳がん学会では、30歳前、30歳以上、40歳で、治療を受けた人への調査を行いました。

その結果、30歳以上で不妊治療を開始した人、不妊治療をしても、出産まで至らなかった人では、乳癌の発症リスクが、わずかながら減少しているという結果が出ました。

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今回のまとめ

不妊治療は、女性ホルモンに起因する薬を使い、卵巣を刺激して、排卵を促します。ホルモン剤による影響や、卵巣を刺激することなどが、乳癌の発症率を上げているのではないかと、言われてきました。ただし、現在までに行われた調査によると、不妊治療薬の影響で、乳癌のリスクが明らかに高まるという結果は、出ていません。

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