不妊治療治療をするとダウン症の子供の出生率が高くなる?

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つらい不妊治療をして、授かった子供が障害を持っていたというケースは、稀ではありません。障害の中でも、しばしば聞かれるのが、ダウン症です。不妊治療をすると、ダウン症の出生率が高くなるのでしょうか?

顕微授精のケース!不妊治療を受ける年齢が問題⁉︎

オーストラリアの研究グループによると、顕微授精で赤ちゃんに染色体異常が発生するリスクが上昇するという、統計的な報告があります。顕微授精では、精子を1個、人工的に選びだして受精させます。その際、染色体異常の可能性がある精子を、選んでしまう事はあり得ます。

顕微授精の方法ではなく、妊娠する年齢と、関係があると考えられています。顕微授精を受けるのは、多くが、30代後半から40代にかけてです。ダウン症が生まれる可能性は、20代に比べて増加します。35~39歳は約7倍、40~44歳は約24倍、45歳以上では、実に84倍に上昇します。

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本人の卵子で妊娠する限り確率は変わらない

妊娠した時の年齢が高くなるほど、ダウン症が生まれる確率は高くなります。ダウン症が生まれる確率は、人工授精、体外受精、顕微授精のどの場合も、自然妊娠と違いはないとされています。

本人の卵子で妊娠する限り、不妊治療のどの方法でも、自然妊娠に比べて、ダウン症の出生率が高くなる事はないとするのが、今日の共通した見解です。

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着床する前にダウン症の確率をゼロにする⁉︎着床前診断とは×××のための技術

高齢での不妊治療では、着床前診断をする事があります。着床前診断とは、受精卵が子宮に着床して、妊娠が成立する前に、受精卵の染色体や遺伝子の異常を調べる医療技術です。受精卵診断とも言います。

着床前診断をすれば、ダウン症を出産する確率をゼロにする事は、理論として可能です。ただし、着床前診断は、習慣性流産などに悩む人が、新しい命を育むための技術です。染色体に異常を持つ受精卵の97%以上は、着床しても、流産や死産になります。もともと染色体異常で、着床できなかった受精卵や、流産する運命にあった受精卵を調べ、胎児として発育できる受精卵だけを、子宮に戻すのが、着床前診断です。

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今回のまとめ

不妊治療を受けても、ダウン症の出生率が高くなる事は、ありません。ダウン症の出生率は、本人の卵子で妊娠する限り、自然妊娠と同じ確率です。高齢での不妊治療では、着床前診断をする事があります。着床前診断は、受精卵の染色体や遺伝子の異常を調べる医療技術です。ただし、ダウン症の確率を減らすのが、目的ではありません。流産率を下げるのが、着床前診断の目的です。

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